2022/8/24 今日の様子

今日は保育士の研修も兼ねて、元成育しせい保育園園長で当園のスーパーバイザーである正岡里鶴子(まさおかりづこ)先生が、担任の取り組みたい活動を元に各クラスの主活動を進めてくださいました。

<ちゅーりっぷ組>

今日は色のついた氷遊び。色付き氷にじっくりじっくり触れて遊びました。以前の水遊びで子ども達と作った氷も含め、用意しておいた様々な色から一つ、氷を選び、一人一枚の画用紙の上で触れてもらいました。氷の感触を直に感じられるよう、今回はストロー等での持ち手は作らずに提供しました。色を選び、氷に触れる子ども達。「冷たい」「ずっと持ってると手が固まっちゃうよ」「手が痛くなってきた」「握ってると溶けてきたよ」などと、様々な発見が子ども達からあがっていました。画用紙に色をつけ始め、全面を塗りつぶす子、氷を押し付けてスタンプのようにする子もいましたよ。笑みを浮かべながら氷に触れ、一人ひとり、色々な視点から氷という素材を感じているようでした。その後、「もっとやりたい!」「カラフルにしたい!」という子どもの気持ちを汲み、好きな色を選んでもらいながら、新しい画用紙にしたい子には渡しながら、活動を進めていきました。段々と画用紙の上が溶けたお水で一杯に。優しく水溜まりを触るように、手で感触を楽しんだり、ふやけて剥がれてきた画用紙の紙の感触を楽しみ初める子もいました。氷に触れる経験だけでなく、遊びを通して、積極性や集中力、工夫する力等も養われていきますね。20分~40分程も遊び込み、「おしまいにするー!」と言った子の表情はとても満足そうでした。(東、飯泉)

 

 

 

<ばら・ひまわり組>

今日はさまざまな色を作ることを目的に、4.5歳児で2人組のペアとなって色水の混色を楽しみました。水遊びをするのでなく、今日の目的は色を混ぜてみること。最初に「3原色」という言葉も教えてもらいました。作業は個人でするのですが、ペアの二人に対して3原色の水が入ったペットボトルが1本ずつ配られます。色水を飲まないことや、一つのコップに混ぜていいのは2色、と活動のお約束をしましたが、「けんかをしない」というのも大事なルール。日々の生活の中ではけんかがあるからこそ育っていく部分もありますが、もう年中・年長の子ども達です。みんなで活動する時には「ちょっと我慢する」「ときには譲る」も大切であることも今日の活動では大切なポイントです。そんなお約束をしてスタートすると目を輝かせてペットボトルを手に取る子ども達。6つずつのコップがあったので、そこに濃淡様々なオレンジ、みどり、紫ができていきます。「おなじのまぜたけどちがう色みたい!」「3つまぜたらすごい色になりそうだなぁ」と子どもたちの気づきがあちらこちらでこぼれていました。ペットボトルからコップに注ぐこともみんなとっても上手で驚きました。

色がたくさんできると今度は色分け!赤と青を混ぜると紫に…などの気づきを共有し、真ん中のテーブルに色ごとに並べていきました。すると、同じ色の仲間でも濃さがそれぞれ違います。混ぜる色の分量によって色が変わるという気づきを得た子ども達、つぎは一つだけ、「自分の作りたい色」を作る作業へ。気に入らない色ができたらバケツへ捨てて、気に入る濃さになるまで調整を重ねます。最後にできた自分だけの特別な色をみんなと共有して、1枚和紙を染めました。すると、いらなくなった色を捨てたバケツを見て「うんちみたいな色!」という声が。今日は2つの色を混ぜるお約束でしたが、バケツには3色が混ざって茶色になっていることに気がついた子がいたのです。それから3原色以外にも大切な色が二つあることをお話すると、子ども達の方から「白」「黒」が出てきました。今度はその二つも使ってクレヨンの12色をつくれたら、、、なんて保育士一同楽しみにもくろんでいるところです。色水は明日まで飾っておくので、ぜひ登園の際にお子様と話題にしてみて下さいね♪(中山 梶原 谷口)

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