今日はお誕生日会。1月生まれのお友だちのお祝いをしました。
おたのしみには、ゴミ収集車が来た日に保育園に遊びに来たペットボトルのお友だち「くるぽん」が来てくれました。ゴミが増えて海が汚くなったことを悲しむぺんぎんの「ぺんちゃん」のために、皆で廃材を生まれ変わらせることに。
「くるくるぽん!」の合言葉で、廃材がバスやヨーヨー、ケーキに早変わり!くるぽんと仲良しになった子どもたちでした。
そのおたのしみも踏まえて、今日はお部屋で廃材製作をするか、グラウンドに出るか選べるようにしました。廃材は午後の遊びの中でも使えることを伝えると、それぞれよく考えて選んでいましたよ。
<室内あそび>
遊び始めるとさっそく「バス作りたい!」「ヨーヨーどうやるの?」と子どもたち。
自分たちのイメージを膨らませながらアレンジして楽しんでいます。
昨日の経験から、「自分のゴルフつくりたい!」と言った子も!経験したことがすぐ遊びに繋がることを感じますね。
↑「あたらなかった~!」
くるぽんのお友だちを作ってくれた子もたくさんいました。目や口を新聞紙で作ったという子もいましたよ!
「今日はくるぽんもお誕生日なんだよ!」とケーキを作ってくれた子も。こちらも、折り紙ではなく裏紙を使って作れると知り、「もう一個作るから裏紙ちょうだい~」と、新しいものではなく使えるものを自分で選択できていたところも、嬉しいポイントです。
もちろん、オリジナリティあふれた製作を楽しむ子もいます。犬と犬のお家を作ったり、素敵なアクセサリー、オリジナルのゲームを作ったり。「ペットボトルのキャップとガムテープだけでできたんだよ!」と廃材を活用できたことが何だか誇らしげな姿もありました。
↑傘につけている折り紙も、誰かの残した切れ端だそう。
お片付けの頃になると、作ったバスやカップちゃんがゴミや落ちているおもちゃを集める収集車に早変わり!
「こんなにおちてた…!」と自分の物だけでなく部屋中を綺麗にしてくれていました。身の回りをきれいにしようという気持ちも芽生えていてうれしい限りです。
廃材以外にもおままごとやジスターをする姿もありましたが、部屋に残った全員が自ら一度は廃材製作に触れていましたよ。「リサイクル」が難しいようでとっても身近であることを少しでも感じられていたら、と思います。
(谷口)
<グラウンド>
グラウンドに到着して走ったり、興味があるところを覗いたり、寝っ転がったりとしました。
少し経ちお茶休憩の時に紙が落ちていることに気がついて開いてみると「たからがかくしてある」との文字があり探し始める子どもたち。
「ここになにかかいてある!」の声を聞くとみんな集まってきます。
「これ9か6ってかいてるね?」と書いてある文字を見て考えます(結局分からず)。また子どもたちは探し始めます。
「こんなものみつけたよ!」と自分が見つけたものを教えてくれました。
探していると一つ目の宝物を発見!
皆に宝物を見せると「もういっこあるかもしれない」とまた探し始めました。
「せんせい、このまえまでここによこせんなかったのにある!」
「ここにあるかな?」
グラウンド全体を探してもう一つ発見をして終了。
そのまま宝探しを続ける子、砂場遊びをする子と分かれました。
砂場ではホットケーキ、お雑煮、穴掘りをして遊んでいました。
(中山)