<ちゅーりっぷ組>
今日は朝の会で虫を入れる透明トレーをグラウンドに持って行くことを伝えると「やりたい!」と期待たっぷりの子ども達。昨日あじさいの製作をしていたので、保育園の横の道のあじさいも見ながらグラウンドへ向かいました。
グラウンドに着くと早速トレーを手に虫探しがスタートしました。
ただ探すだけでなく、捕まえた虫をじっくりと見ながら、「こっちのがあしがはやいよ!」と違いに気づいたり、「ひっくりかえっちゃった、どうしたらいい?」と優しさを見せてくれたり、虫とのふれあい一つにも成長を感じます。
大きなミミズが動かなくなっているのを見つけると、「おかあさんなんじゃない?」と心配する子ども達。「おかあさ~ん!」と一生懸命呼びかけたり、梅の実や葉っぱを「たべたらげんきになるかな?」と持って来たり、いつくしむ心も見られました。
ツリーハウスでは階段を電車に見立てて電車ごっこが展開。「これははやぶさだよ!」「いや、そらちだよ」なんて言いながら、「しゅっぱつするからたたないでね~!」と声をかけ合って盛り上がっていました。
一方、「京都と新潟にいって、ベトナムにいってから東京かえるの!」と長旅をしていた女の子たちもこのツリーハウスの下でお店屋さんを展開。電車のお客さんたちも「あいすください!」と伝えてどんどん遊びが広がっていました。その中でちょっとした場所の取り合いなどもあるのですが、「どうしたの?」と聞いてくれる子がいたり、「じゅんばんにしたらいいんじゃない?」と自分たちで解決したりと、関わりにも成長を感じましたよ。
↑「せまい~!」
↑「じゃあかしてあげるね」「じゅんばんにしたらいいんじゃない?」
電車のお客さんの注文を聞くのにも大忙しでしたよ!
最後は芝生でむっくりくまさんをしたのですが、くま役をしたい子が多く、先生対子ども達(くま)に。クマが多すぎてあっという間に捕まりました(笑)
(谷口 本多)
<ばら・ひまわり組>
今日はそれぞれのクラスで朝の会を行い、その中で昨日の育成園へのインタビューで聞いたことを振り返りました。自分たちが聞いてみたい!と思ったことは、子どもたちが興味をもったこと。やはり聞いたことをしっかいとキャッチしているようでした。特にばらぐみさんからの質問、「(お兄さんが子どものときに)大きくなったらなりたかったものは何ですか?」は、子どもたちにとってとても興味深い内容だったようで、真っ先に「最初はおまわりさんになりたくて、そのつぎに学校の先生になりたくて、でも育成園のお兄さんになったんだよね!」と思い出していました。
振り返りの後は、来週の花の日の話をしました。花の日はアメリカの教会で、いまと同じ6月の礼拝のときに花を持ち寄り、その花を身近な施設に訪問し、花を分け合ったことが由来と言われています。
今年度は花の日当日に用意される花とともに、子どもたちが製作したお花を各所にお届けに行こうと考えています。今日はその花の製作を異年齢グループにわかれ行いました。
↑まずは作り方の説明。
↑1/4サイズの折り紙を半分に折り、ハサミで切り込みを入れ、ストローに巻き付ければ完成です。
〇あお・あか・むらさきグループの様子
どちらのグループにも言えますが、製作開始は特に集中しとっても静か!(笑)切り込み線を書いたものとそうでないものを用意しており、初めは線ありで作っていく子が多かったです。線に沿って切ろうとよくよく見ながら切っていました。テープの止め方で迷う年下の子がいると、隣に座っていたお姉さんが気づいて声をかけて手伝っていました。異年齢で行ういいところですね♪徐々に作り慣れてくると、お互いの花を見せ合ったり、会話を楽しみながら取り組む姿が見えてきました!
〇きいろ・おれんじ・みどりグループの様子
こちらも驚くほどの集中度で、室内は静まり返っていました!あまりの集中度の高い空気に驚き、思わず、あお・あか・むらさきグループとともにいた保育士と目を合わせてしまうほど!!製作の工程をすぐに覚え、取り組んでいました。花をストローに巻き付けるところが、すこし難しいときには、「手伝おうか?」「こうやるといいよ。」と互いに声をかけ合いながら作っていました。「もっと作りたい!」という意欲で溢れていました。
「たまたま同じ色だった!」「すごくない??」と同グループの友だちと驚き、喜びを共有する姿もありました。
ひまわり組は一人ひとりが作った花を贈りたい届け先に分けました。
思い入れのある1か所にすべての花を入れたり、すべてのところに入れたり、その選択もそれぞれ。すてきな花がたくさん集まりました。花束とし、次週、お届けに行きたいと思います。
ひまわり組さんのお仕事インタビューを真似て園内を回ったり、昨日も育成園のお兄さんの話を聞いて、少しずつ自分たちに関わっている人達に目が向いてきたばら組さん。「お花のおすそ分けするんだよね」と子どもたちなりに理解し始めているようです。誰にお花をお届けに行くかは週明け決めようかと思っていましたが、ひまわり組さんのお届け先を見てばら組さんも考えてみることにしました。
緊急会議です。(笑)
園内インタビューや昨日のことも振り返りながら話し合い。「おおともさん!(用務)」「ほっとさん!」「ぱくぱくさん!」と子どもたちからの声もあり、5つのお届け先が決定。ばら組は 大友さん・ほっとの先生・ぱくぱくさん・三村兄さん・園長先生とくみ先生にお届けに行くことになりました。
お届け先が書いてあるカップに、作った花を入れていきます。「おおともさんはいちごが好きってかいてあったね!」などと思い出すつぶやきもありました。
製作後はウッドデッキとお部屋で過ごしましたが、まだまだ作りたいと昼食ギリギリまで楽しんでいる子も!長い子は一時間半くらいやっていたのではないでしょうか…凄まじい集中力です。
(東 梶原 中山)